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用語ようご解説かいせつ

願意の血統(死を招く血)ファントムブラッド

通常ではありえない覚醒遺伝的に発生するもので人間ではミオ以外には確認されていない。以前は少人数だが存在が確認されていたものの、この血を持ったものは魔族につけ狙われ、その者に関わった者も皆殺しにされるために周りの人間から死を招く血、と呼ばれることとなった。元々この血を持つ者は驚異的きょういてきな再生能力と身体能力を持っているため魔族との戦いに終止符が打てるという期待と願望が寄せられこの血を持つ者だけの部隊が作られるほどだった、その時の呼び名が願意の血統である。

魔族による捕食ほしょく

ある日、毎日のように続く戦闘の中それは起こった、魔族討伐部隊の中の一人が戦闘中に魔族に捕食された。捕食者の変異はその後すぐに始まった、爪や牙は鋭くなり体はそれまでとは違い鋼のように固くなった。成長などではなく進化と言う方が適当である。残されたものは魔族に怒り、辛くも勝利したがその後、自らに流れる血の恐怖を知ることとなった。

ねがいの血

願意の血統の血の力は本人にのみ力が与えられる訳ではなかった、血を口にした者の最も強く望む願いに反応し力を発揮する。強さを望むものには力を与え、時には変異をもたらす。その味を覚えたものは決して忘れないという。

終焉しゅうえんのささやき

ミオとナイトが出会う約二年前に起こった事件。月食の日に突如闇が覆い誰も近づけなくなった。それ以降、中の様子が確認できず住民や王家の人間の安否は一切不明な状況である。この事態を受け近隣諸国はルーチェフリア付近の住民に避難勧告を公布、今も闇に覆われた状態のため近づくことは許されていない。

魔族まぞく

主に悪魔や堕天使などの総称。最近では人間が魔族に変貌するという通常では考えられない事件が発生し始めた。上位のものほど人型をしている。

生物

八岐大蛇やまたおろちとヒュドラ

八岐大蛇はヒュドラの事を兄と呼んでいるが、事実関係は不明である。

八岐大蛇やまたおろち

頭尾が八つある巨大な蛇。目は赤く、巨大な木のように見える翼を持つが、基本的に使用しないためか苔むしている。

ヒュドラ

マッドカーサの沼地を住処にする水蛇。8個だった頭のうちミオが1つを切り落としたため、そこから新しく2個生えた。そのため現在は9個と思われる。

精霊せいれい契約けいやく

精霊せいれい

精霊の姿は様々で人に近い姿、動物、そしてそのどれでもない異形の姿をしている者もいる。一言で精霊と言っても特性により契約して初めて実体化する者もいる。

契約けいやくおきて

基本的に複雑なものではない。その中には1人に守護精霊は一匹ないし一人までと言う掟が存在するが、この掟を破った者がいないため処罰された記録は確認されていない。しかし、この掟の根拠が不明で何か隠れた思惑があるのではと噂されている。

契約けいやく

主に精霊と結ぶもので力を共有しお互いに感応しあう。基本的には契約書などは存在しないとされるが、特別な条件を満たしたものは精霊の力を宿したカード(契約書)を作成することが可能になる。

仮契約かりけいやく

契約が完全に成立していない状態、具体的には精霊が力を一方的にかしている状態を言う。この状態では守護の幅が狭く限界がある。

契約者けいやくしゃ

精霊と契約した者。契約した精霊の力を使うことができるようになるのが特徴の一つ。また武器の具現化も可能になるが武器の強度は契約者の精神力に大きく左右される。

カード(契約書)

カードにより複数の精霊の力を使用できる。この記録カードは記憶の精霊であるメモリーが作り出したものであり精霊のあらゆる情報とその精霊の力の断片を宿しているという、表面の精霊の姿は絵の精霊であるアートが描き写したもの。

大精霊だいせいれい

各属性の代表として選ばれた精霊のことを大精霊と呼ぶ、大精霊の選任には聖霊王(アルティメットスピリット)が関わっているという。

精霊石せいれいせき

大精霊と呼ばれる精霊から授かることのできる美しい石で自然界のマナを精霊石に蓄積することが可能になる。石自体に属性が存在しており大精霊の属性によって異なる。この石に蓄積した高濃度のマナとカードの力を組み合わせることによりカムイが可能となる。

カードと種類

リビングカード裏面

LIVINGリビング CARDカード

生ける者という意味のカードで主に人間族や半獣族などを記録したカード。ただの記録なので力を借りることはできない。

スピリットカード裏面

SPIRITスピリット CARDカード

精霊の能力や姿を記録したもの、精霊の力を少し宿しており宿った力を借りる事ができる。

ビヨンドカード裏面

BEYONDビヨンド CARDカード

精霊の能力や姿を記録したもの、その中でも特異な能力を獲得した精霊の記録カード。

ミネラルカード裏面

MINERALミネラル CARDカード

宝石などの力を宿す石霊達を記録するカード。

フェイバーカード裏面

FAVORフェイバー CARDカード

作物や食にまつわるものに宿った精霊を記録したカード。自然からの恵であり二次的に発生したものを指す。

カムイカード裏面

KAMUIカムイ CARDカード

精霊の力を借りて衣として纏った姿を記録したもの、味方が多いほど性能が上がる。

スターダストカード裏面

STARDUSTスターダスト CARDカード

星霊族の特殊なカード普段使っている魔法陣の星のまつわる記述を正しく直すと使えるようになるらしい。

オラクルカード裏面

ORACLEオラクル CARDカード

全てを超越した者を記録する記録カード。

スペクターカード裏面

SPECTERスペクター CARDカード

百鬼を記したカード、鬼や妖怪と呼ばれている者たちの記録している。

エクリプスカード裏面

ECLIPSEエクリプス CARDカード

闇に巣食うとされる多くの魔族を記録するカード。

具現化武器ぐげんかぶき

具現化武器

具現化武器の種類は本人のイメージを契約した精霊の力を借りて具現化する。複雑なものほど具現化が難しくなるため銃などは難度が高い。どうしても具現化が難しい場合は武器の設計図を入手すると具現化しやすくなる。

具現化武器の貸し借りについて

守護獣を持つ契約者なら短時間だが武器を貸すことができる。ただし、貸すことができるのは自分より強いか同等の強さの者にしか貸すことができない、理由としては自分より心の弱い人間に渡すと具現化の際に込められた心により干渉を受けるためである。そのため心の状態によってはバランスを崩す結果となる。 ※記録には邪悪な思惑を持った者が具現化した武器に触れた人間の心が壊れたとの報告がある。

国・団体

オスクリダ教団

近年、突如活動を活発にした謎の教団。当初から意味不明な主張をしていたため誰にも相手にされていなかった。だが教祖が謎の死を遂げ、今の教祖になって過激な行動が目立つようになった悪魔信仰の教団。

ルーチェフリア

人と自然が共存し、美しい花の咲き誇る楽園とも呼ばれた王国。資源も豊かで他国との貿易も盛んな平和な国とされていたが、二年前の日食の日に突然魔族に襲撃され滅亡してしまう。

ルーチェフリアの現状(周辺の現状)

現在も闇に覆われているルーチェフリア、その状況から近隣の国々から政治能力は完全に失われていると判断された。元ルーチェフリアの領土をめぐり他の国々の間では不穏な空気が流れ始めている。

リーベライア

宗教により成長した都市国家、様々な神を信じる者達が手を取りあって生活している。その大半は一人の女神を信仰している。他にも多くの宗教が存在しているにも関わらず宗教対立が起きないのは法律により宗教が保護されているためである。しかし、最近では過激化したオスクリダ教団により多くの死傷者が出てしまっている。

レイテル帝国

皇帝シエロ・クールが統治する帝国。しかしシエロは近年、原因不明の体調不良で療養中である。そのため万一の事を考え次の王を誰にするかが議論されている。

仙華煉せんかれん

基本的には何処にも属さない隠密集団の組織名。構成しているのは様々な国で受け入れられなかった流れ者が多い。しかし方針の違いにより現在は2つの組織に分かれている、それが仙華とカレンである。

仙華せんか

仙華煉から分かれた古くからある伝統を守ることを選んだ忍び達、その者達の住む隠れ里の事も仙華と呼ぶ。アヤメとミナモも仙華の忍びである。

カレン

仙華煉から分かれた新しい文化を取り入れることを選んだ者達、現在ではスパイとして活動している。刀より銃の扱いを得意とする。カレンを束ねているのはアネッサ・グリム

エデン

存在自体は知られているが誰も場所を見つけられなかった幻の楽園、アナザーの導きにより辿り着いた異界の跡地が後にそのエデンである事が判明した、なぜ異界に存在していたのかは未だに謎である。

百尾神社ひゃくびじんじゃ

紅香こうかの暮らす多くの狐が集まる神社。紅香こうか自身は元々神の眷属けんぞくだったがいつの間にか狐神として信仰され結果的に本当の神としてあつかわれるようになった。しかし狐神となってもなお巫女みこ服はやめられなかったと言う。力を持つものと持たないものでは入れる領域りょういきが異なるらしい。神社の木々は常に紅葉している。

マナと属性

マナ

自然界に存在する力の源とされ地域などで様々な呼び名を持つ。本来マナそのものは属性を持たないが環境や強い力に引き寄せられその属性を変えている。環境の要因としては天候や地殻変動などをエネルギー源に反応しその一帯のマナがエネルギー源の属性に変化するという場合である。感応性の高い精霊とマナは特に影響し合うとされその力を爆発的に増幅させることも可能とされる。

人の持つ属性

人の持つ属性概念については生まれつきの特殊な例を除き周囲の環境のマナの状態に影響を受けていると言われている、海に近い地域の人間は水属性が多く、森の中に住む種族は木属性が多いなど生活環境に影響を受ける性質が見受けられる。多くのものは生後から3年までのマナの傾向から属性が決まりそれ以降は基本的に属性は変化しない。

無属性

無属性

どの属性にも属さず発見例の少ない特異点であり、ある意味属性概念に囚われない立ち回りができる。

木属性

木属性

生い茂る植物の力を宿す。生命力の高さと打たれ強さを備え、性格は穏やかなものが多い。

火属性

火属性

灼熱の炎の力を宿す。攻撃能力が高く効果範囲もやや広めの傾向、性格は喧嘩っ早く、やや強引に話を進める者が多い傾向はある。

水属性

水属性

生命の水の力を宿す。高い生命力と傷を癒す力をもつ傾向が多い、性格は穏やかな傾向があるが一度怒ると手が付けられなく可能性も・・・

氷属性

全てを凍て付かせる氷の力を宿す。攻撃能力が高く堅い守りを持つ傾向が多い、性格は冷静で冷たく映りやすい傾向。

風属性

風属性

天翔ける風の力を宿す。高い俊敏性と広範囲の影響力をもつ者が多い、性格は基本的に大人しいが、自由を好みひとつの場所に留まらないタイプが多い傾向がある。

雷属性

雷属性

荒れ狂う雷の力を宿す。動きが素早く高い攻撃性能を持ち、性格は静かなタイプと怒りっぽい傾向に別れる、少しせっかちで思い立ったらすぐ行動したい傾向もあるようだ。

地属性

地属性

全てを支える地の力を宿す。圧倒的な体力と破壊力をもつ、性格は比較的マイペースだが一度動けば戦況を大きく左右することも。

光属性

光属性

輝く光の力を宿す、高い癒しの力と浄化の力を有する、性格は穏やかで優しいものが多い傾向。

闇属性

闇属性

常闇の力を宿す。高い攻撃力と生存能力をもつ、性格はやや暗めのタイプか冷静なタイプが多い傾向。

花属性

花属性

咲き誇る花の力を宿す、癒しの力を補助する力をもつ、基本的には副属性としてのみ存在。

音属性

音属性

周囲を包み伝達する音の力を宿す。反響の力により広範囲に影響を与える、基本的には副属性としてのみ存在。

霊属性

霊属性

強い思念を宿す霊の力。陰の影響が強いほど動きやすくなる、基本的には副属性としてのみ存在。

毒属性

毒属性

時ともに蝕む毒の力を宿す。技を受けた敵に毒を与える、基本的には副属性としてのみ存在。